←途中で、面白いものを見つけたので、ひと休み。
 清流を見下ろすと、国道462号線の一段下に、並行するリバーサイド・ロードを見つけたのです。
 ロードマップにもない道‥
 階段があったので徒歩で下りてみると、そこは河川施設へのアクセス道路でした。
 せっかく下りたので、そこの柵に関節三脚をからませて、セルフ撮影。
 神流川の清流と白い河原が、目に眩しかった。

 さて国道462号線は路面の状態も良く、この先の神流湖(ダム湖)までは、いっそう滑らかで快適になります。
 次々と現れるカーヴは、そのひとつひとつに番号が付されます。
 まるでサーキット・コースのように、走り応えのあるワインディング・ロードでした。
リバーサイド・ロードを楽しんだあとは、立ち寄り湯にも行きました。
「湯郷・白寿の湯(現・おふろcafe白寿の湯)」は、温泉成分が濃いことで、温泉マニアのあいだでも有名なところです。
浴室でまず驚かされるのは、湯船や床に堆積した、茶褐色(カッパーブラウン色)の温泉成分。
露天風呂のほうから内湯に流し出した源泉は、成分があたり一面に沈殿、石化して、鍾乳石のようになっています。
特に床は圧巻で、石化した成分が、タイルの上を千枚田のように覆っているのです。
足裏にさらっとした感触の石の上を、新たなお湯がさらさらと流れて、さらに堆積を繰り返します。
さてお湯の色じたいは濃い茶褐色で、浴槽に手を10cmも沈めると、手が見えなくなるほど。
泉質自体はナトリウム・塩化物強塩泉(高張性・中性低温泉)で、ふつうの塩泉なのですが、たぶんそうとうの濃度ではないでしょうか。
肌当たりはややキシキシ感があります。
内湯は露天と比べると地下水を加えてあるので、成分は少し薄まった(それでも普通の温泉以上ですが)感じがあります。
建物は鉄骨作りの集会所といった趣で、特にくつろげる雰囲気ではありませんが、綺麗にメインテナンスされていて気持ちはよかった。
風呂上りは、肌に塩分が残ったようなべたつき感があって、爽快さはいまひとつ。
ただ身体がじんわりとしてコリがとれますので、効能は強いです。 
爽快さが少ないのがいまひとつですが、普通の温泉じゃあ飽き足らない方、疲れをとりたい方は、ぜひ一度。
 温泉を発つと、本庄児玉ICで関越自動車道にのって、帰路につきました。
 高速道路は34度という気温を、身体で感じる道のりでした。

 帰宅は17:30、総走行は317kmでした。
 こうして「晴耕雨読の報酬」は‥
 前半はうるおいを、後半は夏到来を感じる内容でした。
「湯郷・白寿の湯」0274-52-3771 入浴料¥700-
埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1
⇒湯郷温泉(おふろcafe
白寿の湯)はコチラ
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