帰宅は19:00。
松崎を発ったのが13:00ですから、帰りは6時間もかかってしまいました。
総走行は345kmでした。
2008年の、大瀬崎の神池。
2009年の、石廊崎権現の帆柱。
2010年の、修善寺の独鈷の湯、函南のこだま石。
2011年の、河津の酒精進・鳥精進、堂ヶ島のゆらぎ橋。
伊豆の七不思議も、いよいよ手石の阿弥陀窟を残すのみとなりました。
めでたし、めでたし…
磯めんは、意外にも海藻を練りこんだ細うどんでした。
麺の上にも、ふのりが乗っかっています。
さっそく汁に浸して、トロリとしわめをかけて、モグモグ‥
おっ美味い!
なんというか、立ち上がって「おいおい!コレコレッ!」って周りに声をあげてしまう美味しさです。
滋味豊かというか、さっぱりとした中にもメカブや茎わかめに似た旨味が口いっぱいに広がります。
西伊豆は天草(寒天の原材料)の名産地ですから当たり前でしょうが、魚だけでなく海藻も素晴らしいですね。
天ぷらも付いてボリュームもあるので、お薦めです。
この店で魚料理以外を注文するのはためらいもあるでしょうが、勇気をもってチョイスしてほしい。
そこには至福の磯めんが待っています。
食後は県道15号線で下田に出ました。
僕は、この県道を走ると、伊豆半島の大半の道路を走破することになります。
感慨深かったです。
さて県道15号線自体は、快走できるBack-Roadでした。
途中に通る、婆娑羅(バサラ)峠(標高270m)という印象的な名前の峠を楽しみにしていましたが‥
原生林を突き抜ける、ふつうの峠でした。(↓)
下田からは天城→伊豆スカ→箱根新道と、ここまでは順調でしたが、さいごは東名厚木と小田原厚木道路と、二つの事故渋滞が僕を待ち受けていました。
オーダーは、ひじょう悩みました。
西伊豆に来たからには、新鮮な魚を食べるのが定番ですし、ここの
「あじまご茶漬け定食」も「かつおまご茶漬け定食」も絶品だからです。
しかし今回は、以前に家族と来たときに長男が絶賛していた、「磯めん」にチャレンジしました。
オーダーが出てくるあいだに、サービスで付いてくる寒天と、ところ天(どちらもたぶん食べ放題で、種類も4種類あります。)をいただきます。
合宿帰りの若者が(下)冷蔵ケースで、どれにするか悩んでいます。
画像は、ヨモギの寒天に、きな粉と黒蜜をかけたもの。
先にデザートを食べちゃったけれど、このヨモギ寒天、美味いなぁ。(食後にも、おかわりをいただきました)
やがて磯めん(¥810-)としわめ(¥210-)が運ばれてきます。
しわめは海藻の一種で、一緒に食べると美味しいそうです。
なおすべての料理には、アシタバと玉ねぎの天ぷらが付きます。