←さてここまで来れば、温泉は伊香保温泉です。
伊香保は万葉集の歌に詠まれるほど歴史のある温泉ですから、まずは散策します。
石段の温泉街の最上段にある、河鹿橋を見学。(うしろの赤い欄干が河鹿橋です。)
この河鹿橋は紅葉の名所ですが、確かにモミジの木漏れ陽が印象的でした。
このあと飲泉所で飲泉にチャレンジ。
鉄さびの味ですね‥。(伊香保温泉はカルシウム・ナトリウム−硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉ですが、鉄分が多く、お湯も茶色です。)
効能ゆたか、かもしれませんが、温泉はやはり飲むより浸かるほうが好きです。
その浸かるほうは、伊香保温泉の心臓部(?)伊香保露天風呂に行きました。
(おまけ)湯の花饅頭の「清芳亭」の店舗前にて。
伊香保名物・湯の花饅頭は、黒砂糖をふんだんに使って、べっとりするほど湿った仕上がりで、甘さもしっかりあって、濃厚な逸品でした。
群馬県産とうもろこしは、3本を入手。
こちらも甘さよりは香ばしさ。
コーンではなく「玉蜀黍」という、日本の夏の味覚でした。
「伊香保露天風呂」0279-72-2488
渋川市伊香保町伊香保甲湯本581-1 入浴料¥450-
「伊香保露天風呂」は河鹿橋から沢づたいに登っていき、源泉のすぐわきにあります。
建物の後ろがオープンエアで、露天風呂になっています。→
建物は野趣たっぷり。
奥にあるお休み所ともども風情があって、歴史と風格を感じます。
温泉はもちろん源泉かけ流しです。
その効能は素晴らしく、風呂上りに身体の疲れがとれているのがはっきりと判るほどです。
伊香保は榛名山の中腹なので、比較的涼しいのも嬉しかった。
刺す羽虫が飛んでいるので苦手な向きには落ち着かないかもしれませんが、その効能は魅力です。
このあと関越自動車道の伊香保ICでPocoさんとお別れして、帰路につきました。
関越は渋滞こそありませんでしたが気温が高く、東京に近づくにつれて、熱風のなかを泳いでいるような感じでした。
帰宅は18:00、総走行は430kmと伸びました。
夏休み最後の休日を、自分の涼に充てたおやぢでした。