金島温泉を訪れてみると、立ち寄り湯は、セメント工場と田圃に囲まれた平地に、ぽつんと建っています。
ぜえんぜえんムードなし。(笑)
室内に、温泉の由来が貼ってあります。
読んでみると、そもそもはセメント工場の社長が、社員の福祉施設として掘った温泉を、地元に開放しているもののようです。
しかし立地とはうらはらに、お湯は良かった。
泉質は鉄分ナトリウム塩化物温泉と、伊香保温泉と同一。
茶褐色のお湯で、鉄が錆びたような匂いがします。
加熱はしていますが、露天も内湯も比較的ぬるめ。
それでも身体が温まって、長くは浸かっていられないほど、効能があります。
雰囲気も家庭的で、駐車場も広く、その点も言うことなし。
立地を裏切る、素晴らしいお湯。
お薦めします。
金島温泉「富貴の湯」 入浴料¥500-
群馬県渋川市川島99-1 0279-23-0001
「林家食堂」
渋川市坂下町2147
0279222775
このあとIC近くの登利平・渋川店で名物の「鳥弁当」を買い込み、ご隠居は満足。
僕もPocoさん宅に立ち寄ったところ、偶然ご母堂様から手作りこんにゃくをいただいて、とても満足でした。
Pocoさんとはお宅の前でお別れして、16:00には渋川伊香保ICから帰路につきました。
でも帰りの圏央道では、お腹もいっぱいで、眠くて困りました。
帰宅は19時、総走行404km。
食べて温泉入ってお土産を買い込んだ、にぎやかな楽しい旅でした。
ご隠居にこのあとのリクエストを確かめると‥
ご隠居「昼食がおかゆだったので、お腹がぺこぺこですね。それに、登利平の鳥弁当をお土産にしたいですね。」
ということで、きょう2回目の昼食は、渋川市街の「林家食堂」にお世話になりました。
インターネットでは“安くて美味い”ということで評判のお店ですが、Pocoさんによると、小さい頃から店屋物といえば、林家食堂のラーメンだったとのこと。
地元でも愛されている人気店です。
お店は午後の休憩に入っていたにもかかわらず、温かく招き入れてくれました。
そんなわけで店内はご覧のとおり、我々だけの貸切り状態。
画像は3人とも同じ注文のソースカツ丼です。
これが美味なのにもかかわらず、¥560-という安さ。
この林家食堂、メニューを見ると一番安いラーメンは、たったの¥340-です。
ご隠居「この価格体系…」
Pocoさん「メニューの価格が、昭和から止まったままですね」
(おまけ)ご隠居D氏と、伊製ドカティ・ムルティストラーダS。(→)
このツーリングのあと、ご隠居は単車を降りられることに。
画像は、伊豆スカイラインでの最後の勇姿。
ムルティストラーダは、背高自転車に乗ったような軽やかさがドカティらしくなく、でも走ったあとの疲労感や手応えは紛れもなくドカティという車種でした。
3年3ヶ月間の所有で、12,780kmを走行されたそうです。