帰路は往路と同じルートを。
往路で見逃していた塔ノ沢の「出山の陸橋」に立ち寄りました。
登山鉄道も徐行して、乗客に絶景を楽しませる、お約束の陸橋。鉄道マニアの撮影場所でも有名なところです。(残念ながらこの撮影直後に列車が現れてしまい、撮影を逃しました。)
陸橋は360度を新緑に囲まれて、眼下に流れる清流も綺麗。
お奨めする景勝地です。
ただし欄干が腰の高さまでしかありませんので、高所恐怖症の方には怖く感じるかもしれません。
帰宅14:00、総走行144km。
登山鉄道のいい画像は撮れませんでしたが、朝風呂と鮨、そして旅情が愉しめました。
風呂上りには、鮨をいただきます。(しかし午前中からこんなに放蕩していて、私はいいのでしょうか‥)
箱根で鮨?とお思いかもしれませんが、湯治場の定番は、何と言っても、浴衣姿で行く寿司屋かラーメン屋。
ここ宮ノ下では、TVやインターネットで有名な、「みやふじ」さんが気になります。
つたやご主人「みやふじの板長の人差し指って、もうカギ型に曲がってて真っ直ぐじゃないの。長い年月、鯵の皮を剥いてるからだって。職人って、そういうところは凄いですね」
僕「で、そのアジ丼はどうですか?」
つたやご主人「おいしいです。秘伝のタレっていうけれど、確かにアレは、他では食べたことがない味ですね」
もうこのお店しかない!と(笑)お世話になりました。
画像が名物の「アジ丼(¥1,575-)」。
とにかく美味です。
鯵の身は肉厚で、さっとくぐらせたタレは、割烹の冷やだしを思わせる薄味。
ほのかなレモン風味も絶妙です。
長年、老舗ホテルの逗留客の舌を唸らせていた実力を感じます。(この路地から出れば、富士屋ホテルは並びです。)
ちょい高めな価格も、この味とボリュームなら納得です。
文句なくお奨めします。
なおこの路地に駐車はできませんので、近所の有料駐車場に停めるほうが無難です。(09年補足;店舗からR1を少し下りたところですが、駐車場ができました。)
「元祖、鯵丼の みやふじ」
箱根町宮ノ下310
0460-82-2139