須玉ICで中央高速にのると、双葉SA・ETC出入口で出て、道に迷ったあげくお店に電話して、なんとか昼の休憩前にすべり込みました。
 ここは知る人ぞ知る有名なお店です。

「中華料理/大清」 0551-28-4129
 山梨県甲斐市龍地6657-3  木曜日定休

 お店はバイパスから一本入った旧道沿いですが、この旧道が驚くほど交通量が多い。
 地元の人にとっては、旧道のほうが現役なのでしょうね。
 お店は肉屋なのか空家なのか分からない外見で、ノレンも出ておらず臆してしまいます。
 しかしなかに入るとエアコンの効いた大座敷に座卓が並んでいて、地元のお客さんが、腰が楽なように壁を背にして座っています。
 名物のジャンボカツ定食(¥1,260-)を注文します。
 450gのロースカツ、これをじっくり揚げるのに20分を要するという逸品です。  
 待っているあいだ、この日のお客さんで唯一のライダーだった、中年男性と談笑。
 愛車HONDAのCX750-CUST0M(輸出仕様)を、見せていただきました。
 1980年代の縦置Vツインのクルーザーです。
 エンジンをかけさせていただきましたが、勢い良く、びゅんびゅんと回ります。
 オーナーによると、縦置きエンジンのジャイロ効果で車体の倒しこみが軽く、山道がとても楽しいそうです。
 
 席に戻るとジャンボカツがやってきました。
 僕「JUMBO!!」
 厚さ5cmもあるロースカツがどどんと‥。 この日さいごの、驚きです。
 さっそく大口をあけてかぶりつくと、う、美味い!
 しかしあまりの厚さに、口のなかが肉でいっぱい。
 口のなかの水分が肉に吸われてしまうので、ふた口めからソースをたっぷりとかけます。
 後半になるとアゴがくたびれてきますが、なんとか完食いたしました。
 食後に定食に付くアイスコーヒーが、嬉しかった。
 このジャンボカツ、まずロースカツとして、きちんと美味しいのが素晴らしい。
 また味のみならず、ボリューム、話題性、そして価格と、魅力満載です。
 文句なくお薦めします。
 なお店員のきれいなお嬢さん(注)から「全部召し上がられたんですね。(お年にしては)ご立派ですよ♪」と褒められて、鼻の下を長〜くしちゃいました。
(注)次回お会いしたら、3歳の息子さんがおられるママでした。

 帰りは双葉SAから中央高速にのれて、満腹の身体にはありがたかった。(補足;双葉SAには、昨年まではETCの出口しかありませんでした。)
 帰宅17:00、総走行382km。
 驚きに満ちた紀行でした。
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