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 「中野屋」は上越新幹線「越後湯沢」駅の東口前(この後に、お店は隣地に引っ越しているそうです)
 日曜日の昼どきとあって、店内は満員。
 お客さんはご夫婦連れや小グループが多いものの、2名ほどソロ・ライダーもおられました。
 幸い待つこともなく、大テーブルで2組のご夫婦連れにはさまれて座ることができました。
 お姐さんに訊くと、「へぎ(板)」に乗ったへぎそばは、2人前(¥1,380-)からだそうです。
 食べきれるかなぁ…
 悩んだ末に「へぎ」はあきらめて、へぎそばをざるに乗せて出していただくことにしました。
 やがてご夫婦連れが「へぎ」に乗ったへぎそばを夫婦で分け合って食べ始めました。
 「へぎ」はけっこう大きく、上下に畳んだ新聞紙の大きさ。
 そこにぼっち盛り(ぼっちとは束のことで、馬蹄形の盛り付けのこと)にした蕎麦がきれいに並んでいます。
 「へぎ」に挑戦したほうが良かったかな。
 でも同じモノをオヤジが一人で食べていたら、恥ずかしい光景かもしれないなぁ。
 画像が僕の注文した、ざる乗せのへぎそば大盛り。
(¥580+大盛り¥150 =¥730-)
 蕎麦は細めで、つなぎに海藻の布海苔を使うせいでしょうか、みずみずしい色合いが特徴です。
 へぎそばの場合、薬味は和からしが多いそうですが、このお店は普通のわさびでした。
 さっそく、ひと箸たぐって‥
 うん、美味しい。
 角が立った麺はつるつるとした食感と、しこしこしたコシの強さとが共存して、素晴らしい。
 汁は甘めで優しい味で、蕎麦と合っています。
 そば通からはご意見もあるでしょうが、僕はこういうつなぎを使ったつるつるした蕎麦が大好きです。
 お店も綺麗で活気もあり、たいへん満足しました。
 
 お店を出て、時刻は13:50.
 せっかく新潟県まで来たので名残惜しかったものの、日曜日の渋滞も心配だったので、ここから帰路に。
 湯沢ICから関越自動車道にのると、横浜に向かいます。
 早めだったせいか渋滞はなかったものの、鶴ヶ島あたりからは空が真っ暗になって、通り雨に降られます。
 やれやれ…圏央道・狭山PA(上り)の、珈琲とたくさんのデニッシュをチョイスして寛げる、お気に入りのバイキング式カフェを楽しみにしていたのに。
 梅雨の合間は、これがあるからややこしい。
 しかたなく先を急いで、一気に中央高速の八王子ICまで進みます。
 ところが今度はETCがゲート信号を認識できず、ゲートを出たところで足止め。
 
「石臼挽き・へぎそば・中野屋」
新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2-1-5  025-784-3720
 でも人間ができている僕は(笑)こんなことではくじけません。
 おまけに中央高速八王子ICの大ゲートのど真ん中で停まる経験なんて、めったにできませんから。
 というわけで、左右にびゅんびゅんクルマが通過するなか、記念に一枚。
 結局、帰宅したのは17:20。
 総走行は476km。
 予想していた以上に、コントラストの強い旅になりました。
(おまけ)新潟県のお土産;浪花屋製菓「柿の種・大辛口」「同・柿の種ピーナツ入」各¥320-
 月夜野ICを出てすぐの、コンビニエンス・ストアの「名産品コーナー」で購入しました。
 食べてみると、東京の大量生産品とちょっとの差なんですが、こちらのほうが美味しい。
 もっとも、このちょっとの差が名産の所以なのでしょうが。
 手ごろなお土産です。
⇒中野屋は
 コチラ