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 風呂あがりに、湯前橋を向こうまで渡ってみます。
 下流から見た湯西川温泉の全景。(→)
 川底のエメラルド色の岩は、色もさることながら、一つがクルマぐらいの巨岩もあって驚かされます。
 そしてその岩を流れてゆく、清流。
 たいへん美しい川です。
 湯西川温泉では、源氏に見つからないようにと、現在でも「鯉のぼりは揚げない」「にわとりは(鳴くので)飼わない」という風習が残っているそうですが、そんな風習とはうらはらに、川は地味ではないところが興味深かった。
 ともあれ湯西川温泉、文句なくお薦めします。 

 さて温泉を発つと、東武鉄道・会津鬼怒川線「湯西川温泉」駅のほうに下りてみることにしました。
 土呂部峠が裏道とすれば、こちらは玄関口でしょうか。
 なお温泉と温泉駅とのあいだは、バスで25分もかかるのだそうです。
 駅が、温泉と同じ名前を付ける意味がないほど離れているところが、なんとなく微苦笑を覚えます。
←さて、そのルートはご覧のとおり。
 こっちはさすがは玄関口。
 道路は整備されていて、まるで高速道路を思わせる快走路です。
 下りということもありましたが、あっという間に「湯西川温泉」駅に到着しました。
 温泉だけが目的なら、こちらのルートが快適です。

 そこから先は鬼怒川を経て今市に出るのが最短コースですが、ラム肉と名湯のおかげで、身体のスタミナもまだ残っていました。
 そこでぐるりと塩原渓谷を廻ってから、西那須野塩原ICに出て東北道にのりました。
 幸運にも渋滞に遭わず、横浜の自宅に着きました。
 帰宅18:00。
 総走行は492km。
 元気に楽しめた初夏の旅でした。

 
(おまけ)大笹牧場のお土産「チーズ&カルパス」(¥1,050-)
 常温保存で、手軽なお土産はないかな?と物色した末に。
 ベビーチーズとカルパスのセットです。
 チーズはスモーク(くん製)したもの。
 カルパスは、まぁ、カルパスです。
 でもこの機会にサラミソーセージとカルパスの違いを調べてみると、製法が、サラミソーセージ;乾燥させる、カルパス;ボイルする、という違いのほかに、サラミソーセージはトルコの南部キプロス島の特産物、カルパスはスラブ(東欧)の人達の食べ物のようです。
 
 ひじょうに美味しかった。
 特にカルパスは素晴らしく、新鮮な脂といい、あっさりとした塩加減といい、ご飯のおかずにもなり得る逸品。
 カラオケスナックで出る干からびたカルパスしか知らなかった僕には、大発見。
 「ちゃんとしたカルパスって、こんなに美味しいものだったんだ」と、正直驚いた次第です。
 貴方も一度、ちょっと値が張るカルパスを食べてみてください。