やがて雨川ダムという、名は体を表すダム湖を通過します。
コバルトブルーの湖面が、いままでの緊張感を癒してくれました。
長野県の佐久に12:30に到着。
この日の佐久は気温30度。
蒸し暑くて、こんな佐久は初めて。
驚きました。
お昼ごはんは、インターネットで知り合った方にご紹介いただいたお蕎麦屋さんへ。
このお店は、信州だけに展開しているお蕎麦屋さんグループ。
くるみ蕎麦(*)が安くてお腹いっぱい食べられるという。
嬉しいお店です。
(* すり下ろした和くるみ(Walnut・ウォールナッツ)が汁に溶かしてあるせいろ蕎麦で、ビタミン豊富なくるみ汁が、蕎麦とからんで美味しい逸品です。)
お店は家族連れ、商談中の会社員、年老いた親子連れなどで大繁盛。
ちょうどお昼ごはんのピーク時だったので、丸太椅子で15分ほど待たされました。
いただいたのは「くるみ蕎麦(¥880-)」
ミキサーした和くるみが別鉢にのっていて、自分で汁に溶かして浸け汁にします。
麺は桶に入っているのですが、桶があげ底でなく底まで麺が入っているので、一人前でも普通のもりそばの二人前はあります。
蕎麦自体はもちろん手打ち。
細めの更科ふうで、しゃきしゃきとした歯ごたえです。
つゆはあっさりした甘い味で、ちょっと和くるみの香ばしさに負けている感じもしますが、及第。
なお和くるみペーストは途中で使いきってしまい、あとはただのもりそばになってしまうのですが、それも味の変化があって良かった。
率直に言って、美味しいです。
隣のテーブルの40代のご夫婦連れのご主人が大盛りを注文したところ、お姐さんに説得されて中盛りにしていましたが、結局中盛りでも食べきれずに、奥様に手伝ってもらっていました。
見ると中盛りでも、普通の四人前くらいはあるでしょうか。
このご主人のような光景は、毎日のように繰り返されているんでしょうね。
文句なくお薦めします。
末尾ですが、@友蔵様、情報ありがとうございました。
お店を出ると、佐久ICから上信越自動車道にのると、帰路につきました。
復路は陽が陰ってうす曇りになったので、比較的楽でした。
帰宅は16:50、総走行は423km。
あのお蕎麦屋さんは、確かに夢のようなお店でした。
「『命かけてます』系のチョロリとした量のソバ屋はゆるせん!」という信条の、知己かえるさんにも紹介しよう…
そして僕も、いつか中盛りに挑戦してみよう…
でもそうなると、セミのようにひと夏では短いかもなぁ…
人生を謳歌するには、やっぱりもう少し長く遊ばないとね。
「佐久の草笛」 0267-66-3939
長野県佐久市佐久平駅東21-3