温泉は白州の南、武川にある、「むかわの湯」に立ち寄りました。
場所は武川の閑静な住宅街のど真ん中で、公共のリハビリセンターの一施設のようです。
浴槽は内湯、寝湯、檜風呂、露天風呂、サウナと、ひととおりの浴槽が揃っています。
身体を清めると、まずは屋内プールのような明るい内風呂に。
お湯は無色透明で、匂いもなし。
泉質はナトリウム-塩化物塩泉と、ごく一般的なもの。
肌あたりは、ごくわずかにつるすべ感がありますが、ほとんど気づかないレベルです。
露天風呂は大きい庇に覆われて陰気な感じがしたので、主にこの内湯でのんびり入浴を楽しみました。
なお温泉ではありませんが、サウナはミストサウナで、これが明るいガラス張りで、中も清潔感のある白いタイル張り。
そしてミストサウナ自体もしっかりと熱くて、たいへん気持ちがよかった。
脱衣所に「むかわの湯は温まる温泉です」と効能書きがありましたが、温泉とサウナの効果で、風呂あがりは身体がほぐれて心地いい。
入浴料がもう少し安いとお薦めできるのに… という温泉でした。
須玉ICから中央高速にのると、帰路につきました。
帰りの中央高速はとにかく空いていて、こんなに空いている中央高速は初めてなんじゃないだろうか。
途中の双葉SAで給油をしたのにもかかわらず、国立府中ICに着いたときには、走行時間は2時間を切るスムースさでした。
癒しの旅は、こうでなくっちゃ。
帰宅17:30、総走行は386km。
入笠山は、信州のダイナミックさと甲州のおおらかさとを兼ね備えた、癒される山でした。
「むかわの湯」 入浴料¥700-
山梨県北杜市武川町牧原1322
tel 0551-20-3113
お店を出ると、ぐるぐると白州の里を散策してみました。
平地から、唐突に立ち上がる南アルプス。
その平地に縫うように流れる、小川や用水路。
そして殺風景なほど、建物のない農道。
白州は、そんな、大自然を感じ取れるところです。