断崖ロードから下りてくると、内浦の美しい海岸線が続きます。
道はうって変って、高低差なし。
ひなびた小さな漁村を結んで、入り江を地形そのままにトレースしてゆきます。
朝からだるま山高原、戸田と、はりきって走ってきたので、ここからはのんびりペース。
幸い沼津市街も大きな渋滞に遭うことはなく、12時には目的の定食屋に着くことができました。
「弥次喜多」 055-931-2531
沼津市下香貫樋ノ口1685-1
ここは知己かえるさんお薦めのお店。
場所は沼津の御用邸のそばで、国道414号線から一本三島寄りに平行に走る道にあります。
外見は地元の和風レストランといった雰囲気ですが、店内も外見を裏切らず(笑)電球照明の落ち着いた和風造り。
テーブル12卓、座敷3卓とも、お客さんでほぼ一杯。
お客さんの層は、ご年配グループとサラリーマンとが半々といったところ。
お品書きを見ると、フライ系が多いですが海鮮系もありました。
いただいたのは名物「アジコロ定食(¥1,300-)」
揚げたてのアジフライが2ピースと、カニクリーム・コロッケが2つ、これに山盛りのキャベツの千切りが添えてあります。
ご飯はどんぶりで、しじみの味噌椀もどんぶりサイズ。
さっそくアジフライから攻略します。
美味い。
コロモのサクサク感が絶妙なところに、肉厚のアジの旨味がじゅわっと口のなかに広がります。
カニクリーム・コロッケも、ねっとりとして濃厚な味わい。
中にスライスしたマッシュルームも入っていて、食べ応えがあります。
あーお腹いっぱい。
「アジコロ定食」、ボリュームもあって満足の逸品でした。
ちなみに周りの卓を見ても、どのメニュウもボリュームたっぷりです。
こうしている間にも、次々とお客さんが入ってきます。
隣にご年配の女性グループが座ります。
その中年の娘さん「お母さん、何にするの?」
80代のお婆さん「わしゃ、トンカツ定食」
沼津のお年寄りは、お元気で健啖家だ…
ともあれこの「弥次喜多」、文句なくお薦めです。
駐車場も広くて、困ることが無さそうなことも好印象でした。
真夏を思わせる陽射しはまだ続いていましたが、ここで帰路につくことにしました。
伊豆縦貫道路で新東名の長泉沼津ICにアクセスすると、そのまま横浜に向けて舵を切ります。
厚木IC周辺の渋滞で20分ほどロスをしたものの、帰宅したのは15:00ぴったり。
結局、雨には遭わずにすみました。
総走行は315km。
ガソリンはレギュラー160円/Lと高めのなかで、この日は9Lを使って1,440円。
低燃費な愛機ですが、ガソリンはもう少し安くなって欲しいものです。