再び国道151号線を往きます。
途中で鳳来峡が見られたら… と期待していたら、意外にあっけなく鳳来峡を通過しました(下)
画像では分かりづらいのですが、中央にある奇岩は後ろの山と一体化しておらず、タワーのように直立しています。
小ぶりな昇仙峡(山梨県)という感じ。
このあと長篠の町を通過します。
信長・家康連合軍が、武田勝頼に大勝した古戦場。
長篠ってこんなところにあるんですね。
比較的大きく、明るい雰囲気の町でした。
新東名の新城ICからは、強風にあおられての高速走行。
朝の天気予報で「豊田、岡崎地方は強風注意」と報じていたのを「今日のルートからは関係ないな」と聞いていましたが、その岡崎、豊田を通過してゆきます。
こんなところにも落とし穴があったとは。
膝で車体をきつく挟んで、背をかがめて、横風に耐えながら走ります。
豊田東Jctで、新東名から東海環状自動車道へ。
東海環状自動車道は、猿投山トンネル、愛岐トンネルと通過するたびに、山の姿も空気も変わってゆくのが印象的でした。
そして土岐Jctで、東海環状自動車道から中央高速へ。
中央高速に入ってからは気温がぐんぐんと上がって、26度です。
「このタイミングにきょうの最高気温になってもなぁ」と苦笑しつつ、夕陽がまぶしい中津川に無事到着しました。
15:40、ルートイン中津川にチェックイン。
背後にある山が、本来越えてくるはずだった長野県下條村の山々であります。
夕方は、Tシャツ1枚でホテルの近所をぶらぶら散歩。
そして近くのコンビニエンスストアで晩ご飯と芋焼酎を仕入れると、部屋で男ひとりの反省会です。
県道1号線の通行止めは悔しかったなー。
でもおかげで新東名を終点まで走ったから、良しとするか。
中央高速の土岐・中津川間だって、こういうことでもない限り行かないもん。
と、そんなことを考えながら、でもやっぱり残念だった、
遠州と信州とのあいだに広がる密林に魅せられた男の業なのか、
と、芋焼酎を痛飲すると、布団をひっかぶりました。
2日めの総走行は224km。
二日間の累計は627km。