期待して走り出しましたが、はたして期待どおり楽しい道です。
視界は開けませんが、緩やかなカーヴが続きます。
道路も緩やかにアップダウンします。
道は谷沿いをくねりながら、眩しい陽射しのなかを走るかとおもえば、涼しい木漏れ日のなかに飛び込んだりもします。
険しい場所がなく、リラックスして快適な走りを楽しめるのも嬉しいところ。
ここには信州とはまた違った、上州独特の空気と、そこで育まれた時間があります。
わざわざドイツ人から名称を貰わなくても、ここはまさしく、上州の街道です。
木漏れ日のなかを抜けて、また明るい陽射しのなかへ。
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気温も29度と暑くなってきたので、木陰がありがたい。
ときどき現れる「日本ロマンチック街道」の標識。(↓)
標識を見ると、小諸から日光までのエリアにある道は、だいたいロマンチック街道となっているようです。
途中に現れる暮坂峠(1,088m)。(↓)
そもそもここ六合村じたい標高が高いので、険しくない峠でした。
でも奥深い雰囲気が上州らしい。
←その暮坂峠の先、県道55号の沢渡地区。
このあたりに来ると道幅も広くなって、中之条町が近づいていることが分かります。
さて立ち寄り湯は、四万温泉と決めていました。
四万の病に効くという古くからの名湯。
2006年に訪れているので、3年ぶりですね。
この日は、そのなかでもとびきり歴史のある温泉にお世話になりました。