見上げると、空の青さもいっそう澄んだ色に。→
このあと意外にあっけなく、終点に到着しました。
駐車場では宇都宮ナンバーのHARLEY-DAVIDSON・883氏(新型の883N)に、彼の愛車を見せてもらいました。
朝日岳(1,896m)を背景に、撮影もしていただきました。(↓)
さて、高速道路の暑さでちょっとバテ気味だったので、下調べをしてあった立ち寄り温泉で汗を流すことにしました。
訪れる「北温泉」は、奥那須でも秘湯気分を味わうことができることで有名な温泉です。
この温泉は、TVのバラエティ番組でも何度か紹介されたことがあります。
この日は、温泉の駐車場は拡幅工事で使えず。
工事は大規模で、遊歩道の整備もしています。
しかたなく離れた臨時駐車場に停めて、徒歩で谷を下りてゆきます。
偶然にご一緒した現場監督としばし雑談。
僕「毎日、仕事が終わったら、監督さんもこの温泉でひと汗流すことができますね」
監督「温泉は入りませんよ(笑)。僕らも入浴料がかかりますから。でも新しい駐車場が出来上がったら、また来てください」
僕「もしまた来たら、監督さんのことを思い出すんだろうね」
監督とお別れしてから、さらに谷を下ります。
ここの山深さはものすごい。
秘湯気分と言いましたが、ここは秘境そのものです。
そうするうちに、谷底に着きました。
これが「北温泉」。(→)
古い、瓦屋根の大きな一軒家です。
建物は敷地の高低差に合わせて段々に広がっていて、その一部は崖にもくっついています。
玄関わきには、昆布茶色のお湯が満ちた温泉プールがありました。
背後には赤茶色に染まった砂防ダムがあって、流れ落ちる滝音が耳に届きます。