結論を急ぐと、この「東尾垂(ひがしおたる)の湯」はお薦めです。
 入浴料¥850-は周囲の相場からはやや高いものの、この料金には立ち寄り湯には珍しい貸タオル&バスタオルの料金も含まれています。
 桶風呂と合体したミストサウナだけでも、いちど体験する価値があります。
 風呂上りには藤野やまなみ温泉のわきを通って、R517で相模湖ピクニックランドの方角に向かいました。
 
←まぶしい夏の空と、R517。
 R517はアクセルを開けられるワインディングがあるかと思えば、昼なお暗い杉林を通ったりと、相模湖周辺とは思えないほど変化に富んだ道でした。
 杉林の中はとても涼しくて、かいた汗がさっとひいて至福のひととき。
 
 昼食は湖畔のドライブイン「レストラン・マツキ」にお世話になりました。 
 創業1965年というので、40年以上の老舗ですね。
 昭和を感じさせる手作り洋食のお店です。
 名物ポークシチューをいただきたかったのですが、ご主人がぶっきらぼうに「夏はやっていません」
 チキンカツランチ(¥950-)をいただきました。
 お店の信念は“自分たちの食事も、必ずお客様と同じものを食べる”だそうですが、信念どおり家庭のご馳走を思わせる美味しい洋食です。
 付け合せの野菜も果物も、新鮮で美味しい。
 味に驚きはありませんが満足します。
 店の内装は壁紙がガムテープで補修されているところもあって、
“限界が近いもの”を感じますが、「うちは味で勝負」という雰囲気と美味しい洋食の匂いとが店内に満ちているせいで、妙に納得してしまいます。
 納得してしまえば、これはこれで落ち着けます。
 そうこうするうちに大型観光バスが1台到着して、運転手らしき中年男性とバスガイドのグループが来店。
 バスには「ピクニックランド冒険ツアー」と表示してあったので、団体のお客さんはピクニックランドでバーベキュー、そのあいだ乗務員は1台のバスに分乗して、マツキで昼食という状況でしょう。
バスガイドさん「さ〜て、わたしは今日は何にするっかな〜♪」
 このお店の2軒となりのファミリーレストランは、子供連れでいっぱい…
 そして、こちらは子供とは関係ない?大人でいっぱい…
 レストラン・マツキはそんなお店です。
 駐車場が広大で、お店の雰囲気も革パンのライダーにはかえって入り易かったのも、好印象でした。
 
 さてお店を出ると、道路もまだスムースに流れています。
 帰省のピーク期にあたるので、一般道のほうは空いているんですね。
 せっかく来たので、ちょっと相模ダムも覗いてみました。 
レストラン・マツキ Tel 0426-84-3335
相模原市相模湖町与瀬337-1
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