そして11:00。
 目的地に到着しました。
 上信スカイラインR112の終着点、毛無峠(1,823m)です。
 道路はこの先で、行き止まり。
 安全のために一般車両は通行止めで、“通せんぼ”の縄が張ってありました。

 ロープウェイの鉄塔のようなものは、廃坑となっている硫黄鉱山の跡です。(→)
 
峠はしいんと静寂していて、ブーツが小石を踏む音が、よく聞こえます。
撮影をしていただいた自家用車の男性と交わす声も、妙に大きく響きます。 
しかしこの感動の大パノラマはなんなんだ。
荒涼としたなかにも、現実離れしたような美しさを感じます。
まるで何かの聖地のような、とても印象的な峠でした。
 
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