しかしこのあと奈良井宿(後述)に立ち寄ったせいもあって、予想以上に遅くなりました。
すっかり暗くなった中央高速の双葉SAで、きょうの晩ごはん。
画像は双葉SAお薦めの「みみほうとう」(¥1,000-)
みみは山梨県南巨摩郡富士川町(いまの南アルプス市)の郷土料理で、名称のみみは耳ではなくて、箕々(ザルのような農具)のこと。
みみは、うどん粉をこの箕々の形状にしたものです。
この「みみほうとう」は、みみと甲州名物ほうとうを併せて、坦々麺風の汁で仕上げた鍋料理でした。
食べてみると…
う〜ん、微妙‥
汁が坦々麺の味なのに、どうして具に甘いキャベツを選んだのかな‥
せっかくのピリ辛風味が水っぽくなっていて、理解に苦しみます。
ただしみみ自体は、なかなかどうして美味しかったです。
麺ではないうどん粉ということで、すいとんをイメージしましたが、どちらかというとワンタンに近い食感で、かつ、すいとんよりもワンタンよりも美味しい。
このみみは、普通のほうとうの汁で食べてみたい‥
そんなSAの晩ごはんでした。
終点・田の原駐車場で、ひと休みすると、もと来た道を戻ります。
下りの御岳スカイラインは、日暮れてゆく静寂がとても印象的。(↓)
はるかに臨む稜線は、美ヶ原や霧ヶ峰の山系でしょうか。
時刻は15:30。
そろそろ帰路につかないと‥
ここから木曽福島に戻って、それから塩尻に出て中央高速にのって‥
まだ自宅ははるか彼方‥
帰宅は20:20となりました。
この日の走行は475km、1日めと合わせて848kmでした。
鉄馬で訪れた南信は、なんとなく人のぬくもりや信州の素朴さを感じる、味わい深いところでした。
さて次ページでは、訪れた宿場町を簡単にまとめてみました。