駐車場に停めて、御前崎灯台を見上げます。(→)
ここには家族連れや単車のグループもいて、とてもにぎやかでした。
白亜の灯台は、明治7年に英国技師ブラントンの指揮で建てられたもの。
御前崎のシンボルです。
ちなみに三浦の観音崎も劔埼も、房総の犬吠埼も、その灯台は彼の作品。
全国の26か所で、彼の灯台が見られるそうです。
ここで僕のいままでの足跡を振り返ってみると、
千葉県から順に、犬吠埼、刑部岬、野嶋崎、洲崎、大房岬、富津岬。
神奈川県に移って三浦の観音崎、剣崎、荒崎、稲村ヶ崎、真鶴岬。
静岡県に移って伊豆の錦ヶ浦、城ヶ崎、稲取岬、石廊崎、大瀬崎。
三保の松原、そしてこの御前崎。
たいへん勝手ですが、この御前崎で太平洋側の“先っぽ制覇”とさせていただきます。
さらに進むと、御前崎が見えてきます。
地形の先っぽに行きたがるライダーの習性に身をまかせて、ここまで来た“年寄りの執着心”を…
いやライダーの習性をなめると、痛い目に遭うよ…
と、問う人もいないのに一人つぶやくと、灯台に向かいます。
灯台へ登る坂道を見ると急斜面だったので、見学はあっさり断念。
道路を渡って、突端に出てみました。
視野180度を超えた大パノラマ。
潮の香りが気持ちいい。
さて記念撮影は、歓談している若い男性二人連れに頼んでみます。
僕「あのー、写真をお願いできますか?」
リーゼントさん「えっ、おいお前だよ」
ヒゲさん「えっ、オレかぁ?」
カメラは押し付け合いになって、結局ヒゲの若い方に撮っていただきました。
ありがとうございました。
年寄りをいたわっておくと、いいことあるよ。(笑)
先っぽ制覇のあとは、いよいよ冷たい味噌汁です。
店舗はさっき通り過ぎているはずなんですが、気がつきませんでした。