飛騨街道を往く(後篇)
白川郷そして御嶽へ
2012年7月27日(金) 晴れ 気温28〜32度
朝食バイキングは、中国人の家族連れとご一緒。
男の子「ボク、納豆、苦手だ。」
お母さん「あら。じゃ、ちょうだい。美味しいのよ。」
こう言っているかどうかは分からなかったけれど、微笑ましい家族の風景でした。
さて7:00に飛騨高山のホテルを発って、8:00には白川郷に到着。(↑)
「せせらぎ公園」という駐車場で愛機を停め、この橋を渡って、対岸の合掌造り集落へ入ります。
朝もやが立つ東海北陸自動車道は気温22度と肌寒いほどでしたが、白川郷では26度と過ごし易い。
対岸に渡ると、すぐ集落に入ります。
よく考えてありますね。
保全と観光とがうまく両立している、その設計に感動。
さすがは世界遺産。
駐車場で入手した地図を片手に、ぶらぶらと散策。
岐阜県の重要文化財の明善寺(上)、そして国の重要文化財の和田家(右)と巡ります。
立派ですね。
いつも無名な観光地の、意外な魅力を発見している僕ですが、こういう
“全国区”の観光地はやっぱり素晴らしい。
なおこの合掌造りは、そのほとんどが食事処か民宿になっています。
この時刻ではどこも営業時間前ということもあるのでしょうが、「飛騨そば」とかのノボリがないのは、好感がもてます。
観光地なのに、落ち着いた雰囲気。
よく見ると電柱もありません。
またちょっとした柵や窓枠に至るまで、徹底的にこげ茶色に塗られていて、統一感を出しています。
一つの合掌造りの壁にあった分電盤が、塗り忘れたのか白木のままでしたが…(そんなところを見ているのは僕だけかもしれませんが)