←合掌造りの神田家で。
 集落全体が山に囲まれている様子が分かります。

 そして、少し離れたところにある荻町城跡(展望台)からの遠望。(↓)
 集落を見下ろす丘です。
 こうして見ると、周囲には近代的な建物もあるのですね。
 でも集落に居るときは、その存在にはほとんど気づきません。
 こんなところも、世界遺産として見事な気配りです。
 でも、あの分電盤は早く塗ってね。
(笑)
 気温28度となった白川郷を発ち、国道41号線(飛騨街道)で高山をかすめると、国道361号線(木曾街道)で木曾寄りに進路をとります。
 あたりはまだ、盆地の片隅。
 標高も低いせいか気温も32度と上がってきて、まるでオーブンの中を走っているようです。
 途中の朝日村というところで、給油します。
僕「ご主人、長野の開田高原まではどのくらいかかります?」
ご主人「そうだねぇ、4〜50分かなぁ」
僕「お昼ごはんは、開田で蕎麦かなぁと思っているんですが」
ご主人「開田の蕎麦ね。あそこの蕎麦は、ンまいからね〜」
 こんな会話をしていたら、もう空腹で空腹で、この先50分も走行するなんて、とてもじゃないけどできません。
 SSの向かいにある「道の駅・ひだ朝日村」で、お昼ごはんをいただくことにしました。
 お食事処で、元気なお嬢さんが注文を受けてくれました。
 僕「このさ…『けいちゃん定食』ってのは何?」
 お嬢さん「鶏の焼肉です。お薦めです!」
 僕「えっ? お薦め?」
 お嬢さん「はいっ、イチオシ!(笑)」
 僕「そっかー。よーしコレだっ!」(←気合を入れる恥ずかしいオヤジ)

 画像が、ひょうきんなお嬢さんがイチオシした「けいちゃん定食(¥840-)」に、ご飯大盛り(+¥50-) →
 鉄鍋で湯気をたてているのが、けいちゃんこと鶏の焼肉で、じゅうじゅう音をたてています。
 朝日村名産の、よもぎを練り込んだ小うどんも付きます。
 早速、鶏をひと口…
 うまっ♪
 高山味噌を隠し味にした鶏肉は、筋がなく、それでいて地鶏らしい濃い味。
 歯ごたえというか、プリプリとした弾力も魅力です。
 さらに醤油やお酢を数滴たらしてみると、味にアクセントが出て、これはたまらない。
 美味しい鶏肉に、ごはんを頬ばるシアワセ。
 鉄鍋の下には携帯燃料も灯っているので、最後までアツアツ感が楽しめました。
 お薦めです。
 しかし飛騨の方々って、美味しい牛だけでなく、美味しい鶏も食べているんですね…
「道の駅・ひだ朝日村」
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