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色がせめぎ合う山々(後編)
松川渓谷は豪華な織物
2013年10月28日(月)
晴れ 現地気温15〜18度

 7:50に篠ノ井のホテルを出発して、向かうのは信州高山温泉郷。
 志賀草津を、東西に流れる松川渓谷です。
 小布施から県道66号線で高山に入れば、そこは集落をつないでゆくのどかなBackRoad。(上)
 やがて橋のらんかんで、大きいカメラを構えているおっちゃんを目撃。
 何かあるのかな?と思い、こちらも停車します。
 こういう時に、気ままに停められる単車はとても便利。
 さて、愛機を降りておっちゃんのそばに行き、カメラを構えた先を見ると…
←おおっ、見事な紅葉!
 赤や黄、だいだい色に色づいた木々が、渓谷を埋め尽くしています。
 まるで織物の錦のような、美しさ。
 赤い橋も、印象的です。
 さっそくこの橋に近づいてみました。
 その「高井橋」に到着。(右)
 近づくと、上のほうが逆光になってしまい、遠景ほどは紅葉を楽しめませんでした。
 悲しいかなV字渓谷のおかげで、位置によっては紅葉が山の影になってしまいます。
 
 ちなみにこの日の僕は、ご覧のとおり、完全な冬支度。
 革ジャンの下は高機能下着に起毛Tシャツと、完全武装。
 ネックウォーマーも二重巻き。
 なにしろ天気予報では、朝の予想気温が5度でしたから。
 ただし陽射しがたっぷりだったこともあって、橋の上を歩くと、汗ばむほどでした。

 高井橋を発つと、いよいよ松川渓谷に入ってゆきます。
 「この先、笠ヶ岳は災害通行止め」という看板がありましたが、きょうは南志賀に抜ける予定はありません。
 しかし上信スカイラインといい笠ヶ岳といい、今年は台風に痛めつけられています。