barracuda_myweb15616001.gif
 V字渓谷に沿って、道はくねってゆきます。
 さすがに紅葉の名所。
 平日にもかかわらず、観光バスや自家用車が実に多い。
 路肩に余裕があるところは観光バスに占拠されていて、「一般車両の停車はご遠慮ください」という看板も掲示されます。
 おまけにバスの運行を助ける誘導員のおっちゃんが、道路にいっぱい。
 ちょっとやり過ぎでは?と思うほど、観光バスが優遇されています。
 滝を裏側から見る「雷滝」は、特にすごい混雑。
 ということは、あの崖を降りてゆく遊歩道に、お年寄りがひしめき合っているということ…
 躊躇なく、雷滝はやり過ごしました。
⇒4年前に訪れたときの
雷滝と滝の湯 はコチラ
 ふたたび県道66号線を行きます。
 降車をしなくても、騎乗のまままで山を仰ぎ見ることができるのが、単車の良いところ。
 ゆるゆると走っては道端に停車し、山を仰ぎ見て、紅葉を楽しんではまた走り出す。
 こんなことを繰り返しながら、進みます。
 ライダーの、気ままな紅葉狩り。
 幸い雷滝を過ぎると交通量もぐっと減って、走り易い。 
 このあと以前にお世話になった、立ち寄り温泉「滝の湯」も通過します。
 「滝の湯」は露天風呂のロケーションはいいのですが、施設の雰囲気が僕好みじゃない。
 というわけで、時刻は9:57。
 五色の湯旅館、通称・五色の湯に到着しました。
 天候や日照により、湯の色が五色(透明、白、青、緑、灰色)に変化するという秘湯です。
 建物の後ろに広がる紅葉は、対岸にある紅葉。
 松川渓谷は、これほど巾が狭いのです。
 玄関で若いご主人(二代目?)が出迎えてくれました。
僕「立ち寄りは10時からですよね。ここで数分待たせていただきます」
ご主人「いいですよ、お上がりください」
僕(やった! 宿泊客が居なければ温泉は貸切り状態のはず)
ご主人「内湯は熱いと思うので、水でうめて好みの温度にしていただいてけっこうです。上がるときに水を止めていただければ」
 まずは露天風呂に向かいます。
「五色の湯旅館」 入浴料¥500-
長野県上高井郡高山村五色温泉
026-242-2500