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⇒2008年の朝霧高原(大内ハム)の鶏スモークはコチラ
⇒芦之湯きのくにや は
 コチラ
(箱根土産)鶏スモーク(¥680-) 
 東名・足柄SA下り線で購入。
 鶏むね肉のスモークハムで、表面にハーブソースがまぶしてあるものです。
 2008年に同じ足柄SAで購入して美味しかったので、購入してみました。
 こんどの鶏スモークは「東富士農産・たまご拾い牧場・肉工房」製。
 薄くスライスして、そのままいただきます。
 5年前の記憶はあいまいですが、今回のは薄味で、酒のつまみにはちょっと物足りない。
 ところが翌朝に、レタスと一緒にパンにはさみ、サウザンアイランド・ドレッシングで味付けすると、これが実にうまい。
 家族にも好評でした。
 持ち帰りには保冷バッグが要りますが、お値段もお手頃というか、良いところを突いたお土産。 
 その本館に移動してみる。
 本館のほうは、内湯も露天風呂も硫黄泉。
 大きい内湯に入ると、僕だけである。(上)
 確かにお湯は循環式ではあるが、清潔感があって悪くない。
 露天風呂は岩風呂で、極端に水深が浅い寝湯造り。
 僕好みでとても熱く、もうもうと湯気が立つ。
 お湯が太いパイプからこんこんと注がれていて、それは循環しているものかもしれないが、温泉の醍醐味としてはここが一番だった。
 風呂あがりは、温浴感が持続して、たいへん心地いい。
 さて、廊下には昔のモノクロ写真が飾ってあって、資料館のよう。
 写真に写っている従業員の女性は、和服姿に日本髪だ。
 フロントのご主人に、浴槽の話しを伺う。
 ご主人によると、道路を隔てた向かいの源泉地から遠回りで引湯する関係で、どうしても離れの小さい浴槽に、一番はじめに源泉を回す構造になってしまうという。
 本館の浴槽が循環式になるのが、悩みだそうだ。
←その源泉井戸に行ってみた。
 木の塀といい、周囲の苔むした岩といい、まるで文化財である。
 そして道路を隔てた向かいとはいっても、横切る通路が“道”として認可されたほうが、旅館より後なんだろうなぁ。
 まさに箱根Classicである。 

 帰路は、国道1号線の湯本方向が大渋滞。
 しかたなく宮ノ下からもとの御殿場に戻って、東名にのりました。
 ぽかぽかとした温浴感は、大井松田まで残っていて、快適。
 箱根十七湯のうち、湯本、底倉、仙石原、太平台、そして芦之湯と、五つ攻略したことになります。
 昔と違って箱根は日帰り圏なので、旅館の経営も苦しいでしょうが、由緒ある温泉を絶やさないでほしい…
 そんなことを考えながら、のんびりマイペースの高速走行。
 帰宅は16:17、総走行は210km。
 晩秋の箱根の旅でした。
 浴室は本館と離れの二箇所にあって、それぞれに内湯と露天風呂があるそうです。
 まずは離れの浴室に行ってみる。
 離れの内湯は、「貴賓殿」という仰々しい名称。
 壁から突き出たパイプから、源泉が流し込まれる独特の意匠です。
 僕で5人めでしたが、浴槽が小ぶりなので、スペースを譲り合う感じ。
 泉質は弱アルカリ性硫黄泉。
 お湯は透明で適温、イオウの甘い匂いはごくわずか。
 お湯の中に、白と黒の細かい湯の花が漂っている。
 強い印象はないが、肌あたりはさらっとしていて上品なお湯だ。
 露天風呂に行くと、こちらはさらに小ぶりで、3人でいっぱい。
 内湯とは違う泉質で、弱アルカリ性の高純度の旧重曹芒硝泉。
 お湯は透明で、肌あたりは同じくさらりとしたもの。
 あまり特徴のないお湯で、内湯の硫黄泉のほうが温まって良い。
 脱衣所で、ステテコ姿のおじいさんが話しかけてくれる。
おじいさん「ここ(離れ)のほうがかけ流しでいいね。本館のほうは循環式でがっかりだったよ」
 このおじいさんは温泉マニアのようだ。
「創業1715年 きのくにや」 入浴料¥1,000-
神奈川県足柄下郡箱根町芦の湯8 0460-83-6262