混浴については若い女性三人グループと一緒でしたが、これだけ大きいと「一緒に入浴している」という実感はありませんでした。
それが可笑いような残念なような(笑)
余談ですが、遊歩道には地元で捕獲したツキノワグマを飼育する檻があって、行きも帰りもその檻の前を通らなければなりません。
僕はクマさんは苦手なので、あの獣の匂いで、風呂あがりの爽快感が削がれるような気がしました。
でもご一緒したお年寄りグループはけっこう喜んでおられたので、これは好みの問題でしょう。
ということでは設備の雰囲気は好みには合いませんでしたが、男女の別なく大自然を満喫できる大露天風呂は、関東では“外せない”存在です。
宝川を取り囲むように五つの露天風呂があります。
これが橋を渡った対岸にある「子宝の湯」(左)
面積330u、200畳と巨大な混浴露天風呂。
真ん中に、白い帯状に写っているのが宝川です。
確かに浴槽は大きい。
浴槽は1/3ぐらいが上屋に覆われていて、画像は上屋の武尊神社(ほたかじんじゃ)から撮影したのですが、石灯篭が人より大きいといえば、その大きさがお分かりいただけるでしょうか。
草津の「西の河原露天風呂」や、笛吹の「ほったらかし温泉」も大きいですが、宝川温泉は上屋があるせいか、よけいに大きく感じました。
さっそく素っ裸になると、広い浴槽のなかをあちこち移動します。
場所によってお湯の温度は違いますが、平均すれば熱めで僕好み。
この浴槽をかけ流しで満たして、おまけに夏は熱すぎて加水しているというのですから、たいへんな湧出量です。
泉質は弱アルカリ性単純泉。
ごくわずかにきしきし感がありますが、くせのないないさっぱりとしたお湯です。
「宝川温泉 汪泉閣」 入浴料¥1,500-
群馬県利根郡みなかみ町藤原1899 0278-75-2121
帰りの県道で、アジサイが最後の乱舞をしていました(下)
こうして2014年の梅雨に引導を渡す。