国道を信号で左折。
 県道39号線・妙高高原公園線に入ってゆきます。
 道には「笹ヶ峰まで11km」の標識。
 そこは、天空に広がる美しい草原だという。
 序盤は緑の丘陵を登るワインディング・ロード。
 勾配もきつく、空を仰いで登ってゆく感じ。
 気が抜けません。
 やがて視界も開けるようになって、自分が妙高・池の平スキー場のなかにいるのがわかります。
 正面に臨む妙高山。
 冬季のゲレンデ化を考慮してか路肩にはガードレールがなく、そのため開放感も抜群です。
 旋回じたいが楽しい。
 単車で愉しむ山の醍醐味。
 
 このあと、森は少し姿を変えてゆきます。
 白樺やブナなど白い幹が増えて、高原らしい優しい雰囲気。
 「ここはまるで信州の大河原峠みたい… このあたりは白樺平だな…」
 と、快い記憶との類似点を探しながら進みます。
 次に現れたのは(左)山の斜面を回り込むストレート。
 えっ? 直線道路じゃないって?
 そうなんです、先を見通せるストレートなんですが、数百mのあいだ道は小さく蛇行しています。
 ここま蛇行している直線道路(?)は、初めて。
 当然スラローム走行を楽しみました。
 そしてこの直後に、目的の笹ヶ峰に到着。
 
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