さて通行止めでUターンしてから1時間半後、11:20に立ち寄り湯に到着しました。
場所はJR飯田線(有名な秘境路線)川合駅そば。
国道151号線(別所街道)から一段下がった平地に、渓谷と線路に挟まれるように建っています。
建物は、木と鋼板とがミックスされた都会的なデザイン。
館内も和モダンというか、洗練された意匠で清々しい。
浴室はガラス張りの内風呂と、露天風呂があります。
露天風呂は深い浴槽のぐるりに巨石が配されており、石に背をあずけて首をもたれることができます。
源泉の温度は29度なので加温してありますが、露天風呂は珍しいほど熱くされていて、43度くらい?ありました。
お湯はアルカリ性単純温泉で、無色透明。
さらりとした肌あたりで、湯の中に細かい湯の花が泳いでいます。
(左)ほっとして、露天風呂から対岸の山を見上げます。
空はうす曇り。
ただし時々さあっと晴れると色彩が明るくなって、違う場所のようです。
これであの奇岩が露天風呂の真上だったら、最高なのにね。
電車が通過する音が聞こえます。
帰宅後に調べてみるとそれは12時台唯一の下り電車で、次の電車は14時でした
のんびりとした寛ぎのひととき。
風呂からあがると、このままお食事処でお昼ごはんをいただきました。
この周辺は鮎が名物のようでしたが、スタミナがつくものを食べたかったので、「きょうのランチ(¥750-)」にしました。
ミニ・ソースかつ丼と、ぶっかけおろし蕎麦のセットでした。
美味しい。
それぞれが心をこめて料理してくれている感じ。
蕎麦にはコシも風味もあります。
小鉢もみな美味しくて、思わず笑みがこぼれました。
館内に小さな坪庭があって、織田信長の焼き物像が、ジオラマ風に飾ってあります。
ここは奥三河なんだと実感しました。
12:50 温泉から出発する時、気温は23度。
朝からずっと上がらず23度です。
きょうは湿度が高く、じめじめします。
そのせいか、晴れると気温以上に蒸し暑く感じますが、曇っているときは肌寒く感じます。
予報では、きょうは26度のはずだったんですが。
なんとなく釈然とせずに、朝からしていたネックウォーマーと防風インナーを再び着ます。
「鳳来峡名号温泉・うめの湯」 入浴料 ¥700-
愛知県新城市名号字袋林28-2 0536-33-5126