道の駅「喫茶めいほう」のノレンをくぐります。
 お店の名称は喫茶ですが、中身はファミリーレストラン。
 「明宝けいちゃん定食(¥970-)」をいただきました。
 けいちゃんは地元料理で、鉄鍋を使った味付け鶏肉の焼肉。
 僕の大好物でもあります。
 絶品ですね、けいちゃん。
 筋がなくプリプリとした肉質の地鶏と、飛騨味噌とのハーモニーがたまらない。
 味噌汁も飛騨味噌で、これは赤だし風でもあり、信州味噌のようでもある。
 こちらも美味しかった。
 サラダに1片だけ明宝ハムがのっていましたが、噛み応えのあるハムです。
 満足しました。
 加工肉だらけの道の駅ですから、ぜひ昼ごはん時に立ち寄ってみてください。
 こんどは防風インナーを着て、走り出します。
 緩くカーヴをしてゆく、せせらぎ街道(右)
 左右には、田植えを終えた棚田や段々畑が広がります。
 やがて少し険しくなったところが、坂本峠。
 峠といっても標高を云々するほどの峠ではなく、いわば小高い丘といったところです。
 ただ一人前に気温表示板が設置されていて、表示は何と17度!
 でも重ね着のおかげで肌寒くなく、快適でした。
 この季節の美濃は、脱いだり着たりの旅です。
 坂本トンネルを通過するとせせらぎ街道とお別れして、国道257号線に分け入ります。
(左)次の国道257号線は、美しい峡谷路。
 吉田川の支流・馬瀬川に沿って、狭いトンネルをゆく。
 日陰に入ると森林の匂いというかフィトンチッドで、気持ちがリフレッシュします。
 気温もまた上がってきて、むし暑いくらい。
 清流を見るとびっくりするほど水が澄んでいます。
 水の中には鮎でもいそうですが、実際、通過した橋の欄干には鮎のモニュメントが付いていました。
 あとで知ったのですが、この渓谷は「鮎とアジメの里」
 アジメとは苔を食べるドジョウで、あのドジョウとは違う魚で、たいへん美味で高級魚なのだそうです。
 アジメ、食べてみたーい。
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