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 緑のトンネルは続きます。(→)
 木漏れ陽がきれい。
 路面にわだかまる木の影を、次々と通過します。
 日なたは暑く、木陰に入れば涼しい。
 この白い幹は、ブナ?ダケカンバ?
 熊笹の草いきれは、ミントを思わせる匂い。
 頭上を見れば、木々のあいだから時おり青空がのぞきます。
 そうするうちに、視界が一気に開けてきます。
←道は崖に沿って、くねってゆきます。
 画像ではのどかそうに見えますが、左のほうは息を飲むほど急に落ち込んでいます。
 これだけ険しいのにガードレールも無く、等間隔でポールを立てているだけなのが不思議なくらい。
 落ちたら一巻の終わりですな。
 これでクルマが転落したことは、今まで無いんでしょうか。
 スリリングな箇所です。

 そして安房峠(1,790m)に到着。(↓)
 上高地の山々です。 
 真ん中の明神岳(2,931m)はわずかに雲に隠れて、左の焼岳(2,393m)は完全に雲のなか。
 残念でした。
 その美しい姿は、2010年の収録でご参照ください。
⇒2010年の
 安房峠は
 コチラ
 安房峠は素晴らしい峠でした。
 今回の岐阜側は、深い森が美しいだけでなく、バラエティに富んだ走りが楽しめるようにもなっています。
 路面が長野側より荒れていないことも好印象。
 冒険したい向きには、お薦めのルートです。